1 実施目的 前橋市では低炭素社会の実現を目指し、地域特性を活かした自然エネルギーの活用について様々な取り組みを進めており、そのひとつとして「水と緑と詩」のまちに相応しい新エネルギーとして小水力発電の導入について検討を進めてきました。 これまでの調査・検討で明らかになった課題や市民意識の把握等を行うため、本年11月より中心市街地を流れる馬場川において小水力発電の実証実験を実施します。 2 実施期間 平成21年11月3日から平成22年2月末日までの約4ヶ月間 ※「お披露目式」日時:11月3日(火)午前11時30分〜 場所:馬場川「橋上あずまや」 3 実施内容 小規模な水力発電装置を馬場川(「橋上あずまや」上流部)へ設置し、発電量・流量・流速・騒音等について調査を実施するとともに、発電した電力の利用用途の検討や小水力発電に対する市民意識の把握等を行います。 また、実証実験を活用した市民啓発や市民意識の把握等のため、地元商店街・市民(公募)・学識経験者・関係機関等による「水と緑の小水力発電プロジェクト」を組織します。 4 設置場所 <発電装置仕様> 流水式小水力発電装置の発電の仕組み 流水式小水力発電は、流水の持つ運動エネルギーを合理的に集約し、水車の羽根に流水力を与え回転運動を作用させ回転エネルギーに変換し、発電機を通じて電気変換を行うシステム。 このため従来の落差式のような地形的な制約がなく、また水路における流速がもっとも速い部分での取水を確保することができる合理的なシステムです。 |